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A社の面接~その1

G社の内定は決まりましたが、もう1社面接予定の会社がありました。

正直、給与面での待遇はG社よりだいぶ低いのですが、転職サイト上からスカウトされました。

そこで、やり取りして面接日を設定し、G社の面接・内定決定日(金曜日)の翌週の月曜日に予定していました。

G社の内定がこんなにすぐに決まるとは思わなかったし、直前に断るのは一応失礼に当たると考え、仕方なくと言っては失礼ですが、面接を受けることにしました。

僕は一応「真面目」な性格なので、とりあえずサイトを見て、相手(今後はA社と呼びます)の企業研究をし、簡単に質問事項もまとめました。


A社はいわゆる教育関係の会社で、幼児児童を対象とした保育所・英語の教育施設運営、教材や玩具の販売などを行っている会社でした。

僕の役目は何かというと、これらの施設を作るための場所のマーケティング・物件探索から契約・施設の立ち上げまでを一貫して行います。

FCオーナー募集も行っているので、これらオーナー対応も行い、会社幹部と直結した役目とのことです。

そのような要職の割には、月収25万~35万円と安いのが難点でした。


最寄り駅は六本木駅ということで、これはさぞかし超近代的なインテリジェントビルに本社を構える綺麗でオシャレな雰囲気のオフィスなのかなと期待しました。

ただ、地図を確認すると、六本木通りと並行する小さな通りに面していました。

Googleマップの周辺写真を見ても、超近代的なインテリジェントビルなどどこにも見当たらず、およそ六本木とは思えない、古いビルばかりの鄙びた雰囲気でした。

現地を歩いてみると、やっぱりそんな感じで、番地を頼りに「一体どこなんだよ!」と探して、やっと見つかったのが、昭和50年前後の築と思われる年季の入ったマンションでした。

A社のオフィスは1階にあり、窓が大きく、外から中の様子がよく見えました。

およそ15坪くらいでしょうか、雑然としたオフィスで、女性が3人働いていました。

エントランスの横に、保育所と英語の教育施設の看板があり、オフィスの奥の階段を上って、2階3階にあるようでしたが、本当にあるのかな?思うような雰囲気でした。

 

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「面接に参りましたOと申します」と言うと、その中の責任者と思われる30代後半?の女性が応対し、散らかったデスクやダンボールの間をすり抜けて、窓際にある打ち合わせ用のテーブルに通されました。

仕切りもないので、僕のすぐ横で女性たちが仕事をして、電話応対などを忙しくしている状態でした。

そのような中で、およそ10分待たされました。